カー用品の買取について解説。中古でも価値がある車のパーツはコレ!
カー用品が新品、もしくはほとんど使わないまま不要になってしまった、ということは珍しくありません。また、車が不要になった際、「カスタムに使ったパーツはまだまだ新しいので、売却したい」と思っている人もいるでしょう。カー用品は、中古品でも未使用だったり使用感の少ないものならば需要があります。しかし、通常のリサイクルショップでは買取不可のものもあるため、注意が必要です。
今回は不要になったカー用品やパーツの買取を行ってくれる業者や売却をする際の注意点、高く売るコツなどを紹介します。
- カー用品の買取事情
- カー用品の売却方法
- カー用品の買取に関するよくある質問
この記事を読めば、不要になったカー用品や車のパーツの処分方法がよく分かるはずです。カー用品を売却したいという人は、ぜひ読んでみてくださいね。
1.カー用品の買取事情
はじめに、中古でも需要があるカー用品やカー用品の買取を行っている業者を紹介します。
1-1.中古でも需要があるカー用品やパーツは?
中古でも一定の需要があるカー用品やパーツは、以下のようなものです。
- タイヤホイール
- タイヤ(スタッドレスタイヤ)
- タイヤチェーン
- カーオーディオ用品
- カーナビ
特に、常に一定の需要があるものや使用感があまりないもの、値段が高かったもの、年式の新しいものほど高値がつきやすいでしょう。
1-2.カー用品の買取基準
前述したように、カー用品は新しく使用感の少ないものが買取対象になります。たとえば、「万が一のために購入したタイヤチェーンがあったが、全く使わないまま不要になった」という場合は、買取可能という業者が多いでしょう。反対に、元値が高価でも、年式が古いものや臭いや汚れが取れないものは買取不可というケースも珍しくありません。ただし、アルミ製のタイヤホイールは、金属としての価値があるので古くても買い取ってもらえる可能性があります。
1-3.カー用品を売却する際の注意点
カー用品は、不要になったらすぐに売却することが大切です。特に、カーナビは発売年度から時間がたつほど、価値が下がります。また、タイヤはゴムが劣化するため使用年数が少なくても保管期間が長ければ、値段がつかないこともあるでしょう。さらに、タバコの臭いが染みついているものは、買取不可ということもあります。車で喫煙する習慣がある人は、消臭材などを利用して、タバコの臭いを消しておくことが大切です。
2.カー用品の売却方法
この項では、カー用品の売却方法を紹介します。ぜひ、参考にしてください。
2-1.リサイクルショップに売却する
カー用品は、リサイクルショップでも売却できます。しかし、どんなリサイクルショップでも買取可能というわけではありません。カー用品専門のリサイクルショップや、カー用品の買取をホームページ等に記載してあるショップに査定を依頼しましょう。今は、宅配で査定を受けつけているところもあります。宅配便査定は全国どこからでも利用できることが魅力ですが、値段がつかなかった場合や、査定額に納得がいかずに売却を中止する場合、送料が依頼者負担になることもあるので、注意してください。依頼する場合は、送料の条件等をしっかりと確認して利用することが大切です。
2-2.インターネットオークション等を利用する
インターネットオークションや、フリマアプリを利用すれば、個人でもカー用品を売買できます。インターネットオークション等を利用すれば、リサイクルショップでは値段がつかなかったものでも、入札者や買い手がつくこともあるでしょう。その一方で、支払いを巡ってトラブルになったり、送料が高額になったりすることもあります。タイヤなど送料が高くなりそうなものを出品したい場合は、あらかじめ送料を調べて明記しておきましょう。また、多方向から写真を取って、使用年数や状態も詳しく記載しておくと、買い手や入札者がつきやすくなります。
2-3.下取りに出す
タイヤなど一部の商品は、新しい製品を引き換えに下取りに出すことができます。「古いタイヤやカーナビを下取りします」という業者を利用すれば、新しい製品がお得に購入できるかもしれません。ただし、下取りできる製品には条件があります。該当する製品であればなんでもいいわけではありません。新しい製品に買い替えたい場合は、下取りをやっている店舗を探してみましょう。
2-4.査定額を高くするコツ
売却したいものは、落とせる汚れはすべて落とし、説明書などの付属品はすべてつけておきましょう。カーナビなどは外箱もそろえておくと高値がつきやすくなります。未開封のものは、そのまま査定に出してください。包装等を破ってはいけません。
3.カー用品の買取に関するよくある質問
この項では、カー用品の買取に関するよくある質問を紹介します。
Q.カー用品を査定に出し、値段がつかなかったらゴミとして処分してもらいたいと考えていますが、可能ですか?
A.エコアースのような、買取と回収の両方を行っている業者ならば値段がつかなくても回収できます。
Q.チャイルドシートなど子どもを車に乗せるためのグッズも売却できるでしょうか?
A.はい。チャイルドシートは中古でも一定の需要があるので、きれいで問題なく使えるものなら値段がつくでしょう。
Q.タイヤチェーンはどんなものでも売却できますか?
A.いいえ。使用感があるものや劣化したものは値段がつきません。
Q.カー用品ごと車を売却することはできますか?
A.中古車を売買する業者ならば売却できますが、カー用品分の付加価値が必ずつくわけではありません。
Q.カー用品の買取相場はどのくらいですか?
A.タイヤチェーンやスタッドレスタイヤは数千円、年式の新しいカーナビやカーステレオは数万円が相場となっています。
まとめ
いかがでしたか? 今回はカー用品を売却する方法について解説しました。タイヤチェーンやスタッドレスタイヤ・スノータイヤなど「購入したけれど使うことがなかった」ものは、できるだけ早く売却しましょう。また、カーオディオ用品は年式の新しい物であれば、新品とそれほど変わらない値段で引き取ってもらえるケースもあります。ただし、発売年数が古くなるほど価値も下がっていくので、不要になったと分かった時点で即査定に出しましょう。そうすれば、査定額も満足いくものになるはずです。