依頼者が逮捕されることも!? 不用品回収の『認可』とは?


最近ポピュラーとなりつつある不用品回収業者。依頼を検討している方もいるでしょう。

しかし、少々お待ちください。適当に選んだ業者が『無認可』の悪徳業者だと、とんでもないトラブルに巻き込まれるかもしれません。絶対に悪徳業者には巻き込まれたくないですよね?

そこで、今回は不用品回収にまつわる認可や法律を中心にお話ししていきます。ぜひ、最後までお付き合いくださいね!

目次

  1. 不用品処分に関係する3つの法律とは?
  2. 無認可の回収業者に注意しよう!
  3. 実際に起こったトラブル
  4. トラブルを避けるために必要なこと
  5. それでもトラブルが起きたら?

1.不用品処分に関係する3つの法律とは?

不用品を処分する際にはその製品によってさまざまな法律がかかわってきます。この項目では代表的な3つの法律をご紹介しましょう。

1-1.家電リサイクル法

不用品の処分といえば、この『家電リサイクル法』が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。

家電リサイクル法は、一般家庭や事務所などから排出された『特定』の家電製品に対して、リサイクルを義務づける法律。特定の家電製品とは、エアコン・テレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ)・冷蔵庫(冷凍庫も含む)・洗濯機(乾燥機も含む)の4品目です。

この法律が生まれた背景には2つの『多い』が関係しています。

1つ目は体積が大きいため廃棄物の量が多いことです。一般家庭から排出される家電製品は年間約60万トンにも及びますが、これまではそのほとんどが埋め立て処理されていました。しかし、日本は国土の小さな国です。そのまま大量のゴミを捨てていたら、近い将来埋め立て地がなくなってしまう恐れがありました。

2つ目は家電製品に多くの有用な部品や資源が多く含まれていたことです。日本は資源の乏しい国ですから、国益のためにできる限り資源を再利用する必要がありました。

そこで、これらの問題を解決するべく制定されたのが『家電リサイクル法』だったのです。

1-2.小型家電リサイクル法とは?

家電リサイクル法と似た名前の法律に『小型家電リサイクル法』というものもあります。対象製品は家電リサイクル法が適用されない、携帯電話や計算機などの小型家電製品です。

廃棄扱いとなる小型家電は年間65万トン。そのうち、金や銅、レアメタルなどの有用金属は20万トンにも及び、総額で『800億円』もの価値になるといわれています。携帯電話が普及される前まではこれほどの規模にはならなかったのですが、近年大量に普及したため、資源を有効的に再利用するために制定されました。

しかし、この法律には強制力がないので、不燃ゴミなどとして捨てることもできます。そのため、これほど大きな価値がある有用金属のほとんどは再利用されず、埋め立て処分されてしまっているのが現状です。

小型家電製品はスーパーや公共施設で回収ボックスを設けることで回収しています。できるだけ利用するように心がけましょう。

1-3.パソコンリサイクル法とは?

ここまでにたびたび出てきたレアメタル。名のとおり希少価値の高い金属で、多くの電子機械に欠かすことのできない資源なのですが、パソコンには特に多くのレアメタルが含まれています。そこで、ほかの家電とは別にパソコンやパソコンディスプレイの回収・リサイクルを製造メーカーに義務づける法律、『パソコンリサイクル法』が生まれたのです。

(パソコンリサイクル法対象製品)

  • デスクトップパソコン
  • ノートパソコン
  • 液晶ディスプレイ
  • CRT(ブラウン管)ディスプレイ
  • 液晶本体一体型パソコン

2.無認可の回収業者に注意しよう!

不用品回収には認可があります。

2-1.どのような認可が必要なの?

中古品を買い取るには『古物商』の認可が必要となります。公安員会等の公表している古物商認可URLなどを利用して実際に認可を得ているか確認しておきましょう。

売却できずやむなく廃棄する場合には、引き取ってもらう業者が『一般廃棄物収集運搬業』の認可を得ているかを確認してください。認可を得ていない違法業者に回収されると不法投棄などのリスクがあります。最悪、依頼人が警察に捕まってしまう可能性もありますから、トラブルを避けるために必ず確認しましょう。

3.実際に起こったトラブル

自宅までやってきて直接回収してくれる不用品回収業者はとても便利ですが、近年トラブルが徐々に増えてきています。実際にどのようなトラブルが起きているのかを学び、引っかからないように注意しましょう。

3-1.お金のトラブル

回収業者とのトラブルで最も多いトラブルは、やはりお金のトラブル。

ホームページなどでは無料と書いておきながら、さまざまな理由を付けてお金を要求する。見積もりで出した金額よりも高い値段を要求してきた。領収書を渡さない。こんなケースが多いようです。

もちろん、回収業者にも真面目で本当に信頼できる業者も多くあります。しかし、その一方で詐欺まがいの手口で稼いでいる業者も存在するのも事実。口コミサイトなどで事前によく調査したり、本当にこの料金で良いのかなどを業者と話し合って確認しておくことが大切です。

3-2.不法投棄されていた

不法投棄も最近問題になっているトラブル。処分費用を浮かすために、利用者から回収した不用品を道端や山の中に不法投棄するのです。製造番号などから購入者が特定されると、最悪の場合は購入者が不法投棄されたことにされ、罪に問われることもあります。せっかくお金を払って処分してるのに逮捕されては本末転倒。気分良く処分するにも、しっかりとした業者を選ばなければなりません。

4.トラブルを避けるために必要なこと

4-1.認可を得ているか確認する

中古品を買い取るには『古物商』の認可が必要となり、不用品を回収するには『一般廃棄物収集運搬業』の認可が必要となります。依頼前にはホームページ等で認可を得ているかを確認しましょう。もちろん、その認可が本物かどうかインターネットを使って調べるのも重要です。

4-2.押し買いに注意する

押し買いとは、消費者側が中古品の相場に疎いということを悪用した悪徳商法で、品物を法外な安値で強引に買っていくことをいいます。ほとんど場合は店舗を持たないリサイクル業者です。しかし、中には店舗を持っていても素知らぬ顔で押し買いをする業者もあります。できるだけ実績のある会社や系列店などが多い会社などを選んで利用するようにしましょう。

4-3.電話で見積書を立ててもらう

電話で見積もりを立ててもらうのも大切です。もしも、電話では概算も見積もれないというのであれば、悪徳業者の可能性が出てきますので注意しましょう。

もちろん、実際に見なければ概算しか出せないのは当然。しかし、例を挙げて大体の見積もりを出すことぐらいはできるはずです。できないというのなら、それは何かしらの不都合があるということでしょう。

中古買い取りサービスを利用する上で明確な見積書というのは非常に大切です。後々のトラブルを避けるためにも、必ず事前に見積もりをとりましょう。中古取り引きはれっきとした『商談』です。見積もりが納得できない金額ならば断る権利もあります。遠慮せずに見積もりをとるようにしましょう。

4-4.口コミサイトなどを使って複数の業者を比較する

あまり知られていませんが、査定額は業者によって差があります。買い取り強化中の商品が業者によって違うためです。処分を考えているものが買い取り強化品だと、倍近い値段の差が発生することもあります。必ず複数の業者を比較して選ぶようにしましょう。

また、比較する必要性は値段だけではありません。一番重要な信用性という部分も大切です。人の口に戸は立てられないもの。悪徳業者であればその情報は瞬く間に拡散します。それらの情報を拾い、優良業者を選びましょう。

4-5.実績・査定基準が確かな業者を選ぶ

買い取り業者の中には素人だろうと高をくくって、わざと安い値段で買い取ろうとする悪徳業者が存在します。また、鑑定士が存在せず適当に値段を付けるような業者も増えているようです。ですから、事前にホームページで実績などの項目を調べておきましょう。長く続いている業者は一定の信頼が持てます。

5.それでもトラブルが起きたら?

一番大切なことは、拒絶する勇気を持つことです。

どんなに高圧的な態度をとってきても、彼らは暴力は振るいません。彼らの態度は本当に怒っているわけではなく、相手を譲歩させるための手段です。いわば演技のようなもの。高圧的な態度をすれば相手が折れると高をくくっているのです。ですから、しっかりと拒絶する意志を示せば、相手を尻込みさせることができます。不正があればきちんと拒絶してくだい。

それでもごねるようなら『警察に通報します』『消費者センターに通報します』という魔法の言葉があります。この言葉を告げれば大体の業者は諦めるでしょう。それでも諦めないなら、警察を呼んでしまいましょう。

ただし、忘れてはいけないのが、何も悪いのは業者側だけとは限らないことです。たとえば、事前に料金プランなどを説明されていたのを自分が忘れているかもしれません。また、事前に説明していたよりもゴミの量が多くなれば、見積もり次よりも高くなるのは当たり前のこと。それは業者の責任ではなく、頼んだ人の責任です。

まとめ

いかがでしたか?

今回は不用品回収業者にまつわる情報をご紹介しました。

  1. 不用品処分に関係する3つの法律とは?
  2. 無認可の回収業者に注意しよう!
  3. 実際に起こったトラブル
  4. トラブルを避けるために必要なこと
  5. それでもトラブルが起きたら?

不用品回収業者によるトラブルは女性やお年寄りに多いそうです。女性やお年寄りが依頼する際には、女性スタッフのいる業者に依頼すると良いでしょう。


365日
年中無休即日対応もOK 相場より20〜50%も安い格安不用品片付けサービス