こんなトラブルのケースも…不用品回収時の注意点・業者の見分け方


現代日本のゴミ処分は、費用や手間がかかり知識が必要になるものです。
不用品回収業者とは、ゴミ処分が難しい時代のニーズに応えて増えたのかもしれません。
しかし、なかには残念ですが優良とはいいがたい業者も存在するんです。
今回は、不用品回収に関するありがちなトラブルの例と、その回避方法についてお話しします。

不用品回収時の注意点

1. 無料回収と思い込ませる手口

昔「ちり紙交換」と呼ばれていた古紙回収業者に代わって増えたのが、古紙に限らずどんな不用品でも回収する業者です。
いわゆる「ちり紙交換屋」は、回収した古紙と交換でティシューペーパーやトイレットペーパーをくれるというビジネススタイルでした。
このスタイルは、エコが注目され始めたころの名残で、古紙が回収されたあと再生紙として生まれ変わることをイメージさせるためとも言われています。
ティシューペーパーやトイレットペーパーの値段が上がって回収古紙との交換では採算が取れなくなったという業者側の都合や、トイレットペーパーは必要なときにすぐ手元になければ困る存在感から、いつ来るのかわからない古紙回収業者を待つよりもすぐに購入してしまうという利用者側の都合により、だんだんとごみ袋や現金と交換する業者が主になってきました。

このように昔から回収業者の一般的なイメージは、回収したものと交換で金品を「くれる」存在です。
そのため、不用品回収業者も不用品と引き換えに金品を「くれる」か、最低でも無料で引き取ってくれて当然と思われてしまいます。
正当な仕事をしている回収業者であれば、このイメージは業務の足をひっぱることになりますが、悪徳業者ならば利用できる事象のひとつとしか考えていないでしょう。
このイメージがそのまま定着していれば、言葉巧みに「無料回収である」というミスリードを誘うことが容易なのです。

まず最も良く使われる手口が、回収車で町内を巡回しながら、スピーカーで「不用品を回収します」と流すものです。
これを聞いて無料回収してもらえると思い、利用者が不用品を持ち込むと、回収費用を請求します。

「え、無料じゃないの?」と訪ねると、「無料で回収するものと有料のものがあり、今回持ち込まれたものは有料なので」と返されるのです。
わざわざ車を呼び止めて不用品を家から持ち出した時点で、もう不用品は処分できたという心理ができあがっているので、もう一度家に持って帰ることは考えにくくなっています。
多くの利用者は「もともと正規に処分しようと思ったら費用のかかるゴミだし……」と納得して費用を支払ってしまうケースも多いでしょう。

また、「無料じゃないなら」と断って家に持ち帰ろうとすると、呼び止めたことで業務を妨害されたとして高圧的な態度をとり、強引に回収を成立させようとする、最も悪徳業者らしい行動に出る場合もあります。

アナウンスを流しながら町内を巡回している回収車で「無料」とうたっている業者は、高い確率で無料では回収してはくれません。
上記のように、「正規ルートでの処分も費用がかかるのだから、運び出す手間を省けるだけ楽だし、有料でも良い」と思えるのなら、利用しても良いですね。
しかし、「無料」の言葉に食いついて利用しようと思うなら、確実に後悔することになりますのでご注意ください。

「ゴミ処分にはお金がかかるのが当たり前」という割り切りができないなら、リサイクルショップを利用するという手段もあります。
不用品がまだ使える場合に限られるように思えますが、製品の種類によっては・そしてお店の方針によっては、故障していても引き取ってもらえるかもしれません。
リサイクルショップでの査定は無料でしてもらえることが多いので、どんな製品であってもまずは気軽に相談してみると良いですね。

2. 回収した不用品の扱いが悪い

「回収費用を支払ってまで回収してもらったのに、それが不法投棄してあるのを近所で発見した」などというトラブルもあります。
この場合、不法投棄された不用品から元の所有者が割り出されると、あなたが不法投棄の犯人として調べられることになってしまうでしょう。
回収されたあとの不用品がその後どのように扱われるかまでは、回収業者のいち利用者には知るすべもありません。
「業者に任せるから」と油断をせず、不用品から所有者がわかるような情報はできる限り消し去っておくように心がけましょう。

3. 無許可で活動している不用品回収業者

不用品の回収業務には、市町村から許可を得る必要があります。
きちんと許可を得ていない業者は、その業務が明らかになる前に活動場所を変えるなど拠点を頻繁に変える傾向が強いようです。
特定の拠点を持たずにトラック1台で回収業務を行っている業者は、会社の所在地を明記する必要があったり「回収を行った」という明確な証拠となりうる領収書の発行を渋ります。
回収業者に費用を渡して不用品を引き取ってもらう場合には、特に必要はなくても領収書の発行をお願いしてみると良いでしょう。
もし、何らかの理由をつけて断られたら、こちらも「領収書をいただけないのなら回収費用は支払えませんので」として回収の不成立を宣言してもかまわないのです。

おわりに

いかがでしたか?
今回は、不用品回収に関わるトラブルと、そのような事態を引き起こす悪徳業者、そしてその見分け方などについてお話ししました。
巡回する不用品回収業者の全てが悪徳業者であるとはいいきれません。
むしろ、今回お話ししたトラブルケースはほんの一部の例なのです。
このような悪質業者にひっかかることのないよう、十分に注意をしてください。
不用品を処分し終わったなら、スッキリとした生活が待っています。


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